悩みが尽きない。
長い人生の中、そんな時もありますよね。
でも、長い間、同じことで悩んでいるなと感じたら
一度、その悩みや悩み方について疑った方が良いですね。
『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』の前書きで
「悩む」=「答えが出ない」という前提のもとに、「考えるフリ」をすること
安宅和人著 『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』
「考える」=「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てること
この2つ、似た顔をしているが実はまったく違うものだ。
と書いてあって、激しく納得したんですよね。
友人のたまちゃんと秘密のFBグループ【悩まない部屋】というのを運営しているんですが
まさに私たち二人の「悩まない」とは、「考えて」いるからなんです。
「考える力」とは何か
「考える力」って
「自分にとっての当たり前を疑える力」だと思うんです。
解決する思考法はあるが、今自分はその思考法を知らない。ということを認めるということ。
自分の当たり前を疑うって、ある種、怖さを感じる人もいると思うんです。
今までの自分を否定されたような気持になる、とか。
でも、目の前の事象が「うまくいってないな」と感じるなら
確実に「自分にとっての当たり前を疑うタイミング」です。
思考は、赤ちゃんの頃から培ってきた経験をもとに
パターン化するのが上手だから。
「当たり前」
「当然」
「常識的に考えたら」
というセリフを言いそうになったら要注意。
自分の考えに
「なんでそう思うの?」
「本当に?」と質問し続ける。
このひと手間をかけれる人は、「悩んでいる人」ではなく「考えている人」だと思います。
自分が「正しい」「本当」と思ってきたことも
隣の人から見たらそうじゃない。
そのことを、知っていることが大切。